PEZについて~その1~

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PEZについて ~その1~

PEZ3

■ペッツの歴史

1927年、オーストリアのウィーンに住んでいたエドワード・ハースⅢ世という人が、ペパーミントキャンディを発明しました。
そしてそのキャンディはドイツ語のペパーミント「PfeffErminZ」という単語の最初の【P】

真ん中の【E】最後の【Z】の文字でPEZと命名されます。
当初は健康マニアのエドワードが禁煙を助けるために発明したキャンディとして、喫煙者の為にキャンディのみ売られていたのですが、シガレットライターの発明者オスカーとの出会いにより、1948年キャンディを納める容器“ディスペンサー”が制作されたのです。そして翌年の1949年、この【PEZ-BOX レギュラー】がデビューしたそうです。
この頃はまだヘッドも足もありません。
96年から上の写真のような復刻版が販売されました。

オーストラリアの市場からアメリカに渡ったのが1952年。その頃からいろんなキャラクターのヘッドがつき、ディスペンサーの側面にはパテントナンバーも入るようになりました。

PEZ1-1

■パテントナンバー

ステムの横に書かれている7桁の数字。この数字でPEZが製造された大体の年代がわかります。これまで一体この数字は何なのか私もよくわかっていなかったのですが、このパテントナンバーは、アメリカでの特許番号らしいです。PEZ(ペッツ)はバネ部分や内部の構造で特許をとってるみたいです。また製造国も書かれています。製造国記載がなく数字だけの場合も。そういうときは、主にステムの反対側を見ると1桁の数字が書かれているので、それで製造国を判断しましょう♪2003年からパテントナンバーが5.984.285のものも出ています。

U.S. PATENT 2.620.061:1952~1968年製造分
U.S. PATENT 3.410.455:1968~1974年製造分
U.S. PATENT 3.845.882:1974~1976年製造分
U.S. PATENT 3.942.683:1976~1990年製造分→1987年にステムに足がつきましたが、パテントは一緒。
U.S. PATENT 4.966.305:1990~2003年製造分
U.S. PATENT 5.984.285:2003年~現在→2003年以降のステムの4.9がありますが、これは使いまわし?

OLD PEZ(オールドペッツ)には、上記以外のパテントナンバーが書かれているものもあります。 たとえば、ケープ付きのバットマンには「DBP 818 829」とか。これはアメリカ以外の国で取得された特許番号のようですよ。

(参考文献:Wikipediaの英語版)